成功する会社の条件


うちの会社は成功しているのだと思う。設立5年目にして70億超の売上げ、3年目から黒字化をつづけている。もちろんすべて順風満帆だったわけではないし、今現在も抱えている大きな問題は少なくないけど今後のアグレッシブな目標に対しても皆意欲的で前向きだ。


ただ、驚いてしまうのが社内インフラや仕組みがあまりにもお粗末だということ。正直よくこんな非効率な方法に耐えて皆やっているなと思う。前職がソフトウェア系ということもあって社内インフラについてのウルサガタがいたし、親会社が東証一部上場会社だったので会社の仕組みもそれなりにきちんと作っていた。


イメージとしてはきちんときれいな箱をつくって「さぁビジネスしますか」というやり方であった。今の会社は真っ裸でいて「とりあえずビジネスやります!必要に応じて服を着替えていきます」ってかんじかな。ナリフリかまっていらんないCoolとは対極にある方法。


シリコンバレーにいたころ、あたらしいVentureの発掘みたいなマーケティング・リサーチ的な仕事をしていた時期があって、大小あわせて30社ぐらいの会社と取引なり付き合いがあった。(”大”にはIntelとか入っているけど…)ふとそれらを思い返してみるとなんらかの形でExitできた会社は極端な会社だった。ある部分は超プロなんだけど、ある部分は信じられないぐらいダメダメ。


対してAll Roundに平均点な会社は消えて行ったね。これは個人についても言えるよな気がする。特にこれからは。


あ、ちなみに超極端な会社もやっぱだめでしたよ。ダメダメでも最低限の許容レベル内にいないとだめですね。これもやはり個人についても一緒のはず。