世界一高いテレビCMがソーシャルと手を組んだ日


マドンナのハーフタイム・ショーが話題になった今年のスーパーボールですが(ほんとに53歳?!)、スーパーボールはアメフト頂上対決が見れることだけでなく、毎年 力のはいったテレビ・コマーシャルが話題になるのでも有名。 


それもそのはず、テレビ中継の視聴率は1991年以降21年連続で40%を超えている。このため、テレビ中継に流されるコマーシャル枠の価格は世界で最も高価。2011年現在、CM枠の価格は30秒枠で平均290万ドルといわれるほど。(Wikipediaより



そんな中、興味深い記事が It’s The Social Bowlという題名で。


Millions will tune in in record numbers to see Sunday’s Super Bowl matchup between the New York Giants and the New England Patriots Patriots, but it will be the digital battles waged, the social media engaged, and brands activating which may make this year’s game the one to remember from a tech standpoint.

何百万人という人がスーパーボールをみて視聴者数の最高記録を更新するのだろうけど、今年はソーシャルメディアなどがガッツリしこまれたデジタル戦争が仕掛けられた年としても記憶されるだろう

For perhaps the first time, no brand will activate, no partner will engage, no commercial will be seen without social and digital media entering into the equation. From Coca-Cola’s social TV platform, that will embedding content across Facebook, Twitter and second screens to Chevrolet’s Game Time iTunes app involving a second screen with prizes, to Honda and their Ferris Bueller reprise, social media will be there each step of the way with brands.

ソーシャルやデジタルメディアの仕組みなしにブランディングやコマーシャルをしているモノがひとつもないというのは、おそらくはじめてではないだろうか。コカコーラのソーシャルテレビ・プラットフォームからはじまりFacebookTwitterとの連携や、タブレットスマホとの連携など盛りだくさん。懸賞品がもらえるiTunesアプリなどもあるみたい。



…その他NFL自身がバイラルマーケティングでスーパボール自体を盛り上げたり、参加チームがそれぞれファンを盛り上げるために、#NYGsocialといったチーム名ハッシュタグを用意してリアルタイム・チャットで盛り上げたりと、色々な例が並んでいます。


Live Sport Eventという恵まれたコンテンツではあるものの、こういった取り組みは今後のテレビのあり方にヒントを与えてくれそうです。


あ、ちなみにこのマドンナのハーフタイムショー これおうちのテレビで簡単に見れたら見たいですか? たしかに画質はいまいちだけど、無料なら十分たのしめると思いました。