ぼくらの20%ルール:うみがめ
前回のエントリーの続きです。
これについて皆で話あった結果、皆のコンセンサスが取れた。主だったものは以下の通り。
- 元来20%ルールと名前が付く前から、どこでも(特に化学系・テック系)自然発生的に行われていた。
- Googleのように強制するのは現状規模では現実的でないし、強制でやらされるものでもない。
- ”20%の時間が与えられたが、本業が忙しく消化できない時間が溜まる一方→20%の時間を費やせるように権利を主張”という考え方は本末転倒。
- 通常上長承諾やプロジェクト昇格してから取り掛かれる内容を、自分個人の判断で推し進めてもよいという特権。
- 開発人だけに限ったことではない。
従って基本ルールに変更は見られなかったのですが、皆の20%ルールに対する考えと今回制定の意図が理解しあえて非常に良かったです。なによりもルールには出てこないけど非常に大切なマインド・セットが共通してできたことが大きい。
- 自分が良いと思った事(使える・売れると思うもの)は20%の範囲内で積極的に行動できる
- 自己啓発に時間を割いてもよいし、社内貢献でもよいし、具体的な開発・ビジネスプラン策定でもよい。
- 乱用を避ける為に、事前連絡・ステータス報告・結果報告を行う。
そして評価について…
自己啓発については、当然ながらそれだけで評価されるものではない。具体的な結果を出したもの(例えば社内で使えるツールの開発など)に対して みなが”へぇ〜”ポイントを例の番組のように10ポイントを持ち、その総合ポイントを利用することにより皆からの評価を受けるようにする。
その対価は金銭でもよいのですが、それよりこの手のものは名誉的なものであろう。。。ということで、盾とかトロフィーのようなものが良いのでは。。。という話しになっています。(5つ集まると金の脳とか^^ゞ)
評価方法については、まだまだ検討の余地があるので、走りながら決めていきたいと思っています。
最後に…僕達はこのシステムを所謂(いわゆる)”20%ルール”とは区別し、新しい名前”うみがめ”としました。
必死に努力をして卵を産むうみがめの姿はまさにそれであるという思いからです。