国を背負いがちな日本人

junkonno2006-03-22



茶店での一こま。外国人の方と連れ立って来た日本人が隣に座った。あいにく喫煙席しかあいておらず、自然と彼らは喫煙についての話題に。ついつい耳に会話が入ってくる。

外国人>日本人はものすごく勤勉だし、健康志向な食事をするにもかかわらず、本当にタバコを吸う人が多いですよね。


日本人>(色々とストレスなどについての背景を説明したあと)いや〜すいません。歩行喫煙禁止する地域などが増えていますが、マナーが良いとはいえません。申し訳ないです。


外国人>いや、あなたを責めている訳では…


日本人>いやいや、日本人として恥ずべき嗜好性だと思っています。


これは単一民族国家のなせる業なのでしょうか? 私も似たような経験が多少あります。別に国を代表しているわけでもないのに、内容の良し悪しに関わらず、日本人の行動や文化について話をするときにどうしても国の代表であるかのような対応をしてしまいます。特に好ましくない点などについて論議しているときは、なんだか申し訳ないような感覚に包まれて、関係ないはずなのに自分自身が責められているような感情がでてきます。


これがアメリカ人だと、「そうそう、そういった輩が多くてうんざりだ、あいつらなんとかならんもんか」という論調になりやすい。韓国人の場合は概ね日本人と同じような反応を示してくる場合が多いけど、中国人も同じような反応をする人が多い気がするな…となると、単一民族説はあまり当てはまらなくなるなぁ、、、う〜ん不思議だ。