できない人に「君はできない」といっても始まらない


昨晩はある友人との久し振りの会食。NVIDIA時代の戦友だ。彼も今は新しい会社に移り、カントリーマネージャーとしてがんばっている。


昔話をするうちに人のマネージメントの難しさの話になった。あまりパフォーマンスが発揮できていないけど自分自身に問題がないと思っているタイプがいる。このような人の処し方の難しさについて、互いの苦い思い出を織り交ぜながらずいぶんと話こんだ。


私自身「マイクロ・マネージは嫌いだ」と言いながら、四半期の締めが近付くと細々とした事につい口を挟んでしまう。部下がなんども同じミスをするとつい感情的になってしまう。まだまだ器が小さい。


友人は長い間カントリー・マネージャーをやっているだけあって、私よりも一枚も二枚も上手だ。今は怒り方を学んでいるとのこと。どうやら怒るときは真剣に相手のことを考えて本気で怒るべきらしい。言葉ではなんとなく理解できるが、やろうと思うとなかなか難しそうだ。



どれほど優秀でも一人の力ではできる事は限られている。チームとして力を発揮できるようになってこそ真の強さが得られるはず。目指すは松下幸之助タイプかな?  道のりは長く険しそうだ(^^ゞ