私も日本に染まりつつあります


5歳の娘を持つ私は、すこしづつ受験というものを意識している。入れるのなら有名私立に小学校から入れたいなぁとも考え始めている。


そんななか高坂さんのエントリーをみて、私も(昔は)全く同じように思っていたのに…と自分に対し少しさみしさを感じた。



漠然と感じているのはこれから2極化が激しく進むという事。 これが親に焦りを与えているのだと思う。 現在の日本の教育環境は、悲しいかな、経済力の篩い(フルイ)が意外と厳しい。教育費が理由で子供の数を抑えようという友人は少なくない。 環境の悪い高校の話などを聞かされると”ある程度”の環境に我が子を入れてあげたいと考えてしまう。(その結果、「早い段階から私立に入れたほうが良い」というアリ地獄的ロジカルな罠に捕まってしまうことになる(^^ゞ)


自分自身に言い訳をすると、、、すでに2極化が激しいアメリカと日本との違いは人種層がないことかな、と思う。 (シリコンバレー近辺の場合、)うっすらとあるアジア人・人種層の壁が ”経済的な最下層”へ落ちてしまうセーフ・ネットのような働きをもっているのだと思う。 日本での怖さは、経済的な最下層に一旦足を踏み入れると、比較的気持よくすんなり入り込めてしまうことにある。(そして抜け出すのは容易ではないはずだ)



そういった事を超越した強い人間力を持っている人はいるわけで(高坂さんは間違いなくその一人だ)、それがこれからの時代を生き抜く上で一番大切な事だとも思う。 だから私は”ある程度”の環境を与えつつ(強要しつつ?)自ら伝えられる事をきちんと伝えるべく、家族との時間を大切にしていきたいと考えている。  


親から子、子から孫に伝えるべき事をきちんと伝えれば、それで十分なはずだ。 しかもそれは小難しい事ではなくて、小学校の標語になっている平易な言葉でつづられている様なこと。 これをきちんとできるようにしてあげるのが、親の務めであると強く思う。









(*_*;でも環境も用意してあげないと不安な自分もいるんですよね… コマッタモンダ)