2008年10月に思う半導体業界

高島屋と阪急・阪神グループの統合に向けたNEWSは異業種ながら考えさせられることが多い。それと比べて半導体業界はまだまだ道半ばといったところなのだろうか?


今、直面する課題としてFab屋が多い(ファウンダリーと呼ばれる半導体の製造請負ビジネスをする会社)。供給過多でコスト割れでの価格競争しているにもかかわらず、さらにFab屋が微増している(例)。これは業界再編に逆行する動きだ。「自前で半導体工場を持つメーカーが現行の数十社から1ケタ台に集約される」という厳しい意見があるが、Fab屋微増はその序曲なのかもしれない。


統廃合後の形はみな理解しているはず。熾烈な椅子取りゲームはもうしばらく続きそうだが、現場が疲弊しきる前に、さっさと統廃合してしまうべきだ。ビッグカメラヨドバシカメラなどリテーラーを含めた民生機器の食物連鎖構造は、自分の足を喰う動きが止められない。


あげくに今回の世界的金融危機。。。ま、あまり悩んでもしかないので、一日一日一歩づつですかね。


よし、今日もがんばっていくぞ!