最終日:ツアー情報・ケセラセラ
カンクンからサンフランシスコへの直行便がないため、我々はコンチネンタル航空のヒューストン経由便で移動した。帰りのフライトでは乗り換えに2時間あるので十分かと思いきや出発が遅れた。しかも飛行機は定刻どおりにゲートを出たがスコールの為に滑走路が一本しか使えず、滑走路待機待ちで50分ほどロス。
それでも30分遅れで到着したが、こんどはなぜかゲートが一杯とかいう納得しかねる理由でヒューストンに到着してから飛行機内で一時間も待たされた。
ようやく飛行機を出られたのが次の飛行機出発30分前!!しかも一度荷物を自分で取り出さなければならないのだ。(国外からの乗り継ぎですからね)
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到着しているにも関わらず飛行機内で1時間も待たされるというのは普通はない。私の頭に浮かぶのはテロ?SARS保菌者発見?など。あまり楽しい状況ではない。救いだったのは2歳の娘が爆睡してくれていたこと。
機内もざわついてくる。特にほとんどの人が乗り継ぎをするので、「私のフライトはあと10分ででちゃう!」などという声があちこちから聞こえる。
しばらくすると機長から説明、なんともしまらない説明。本人も「良く詳細分からないけど…」なんて断りを入れながらの説明だし。。。それからしばらくするとフライトアテンダントが
「お乗換えの皆様の情報などはこちらですべて把握しております。皆様が問題なくお乗換えできるようこちらにて手配しておりますので、ご安心ください。場内でられますと、掲示板などで乗り換えなどの情報を提示しております。それに当てはまらない人は電光掲示板か係員の誘導に従ってください」
とのこと。すばらしいね、コンチネンタル。アメリカの航空会社とは思えないすばらしいサービス。これで一同は落ち着きを取り戻した。
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さて、場内に入ると。。。 ない。 情報ない。 掲示板 ない。 電光掲示板 ない。 係員 ない。 な〜〜〜〜んも ない。
それでもあれだけ自信たっぷりに「問題なくお乗り継ぎできます」と、のたまったからには、「次のフライトが待ってくれてるとか配慮があるのであろう」という期待が乗客の頭にはあったようだ(私もそう思っていた)。
となりのおばさんとか、「私のフライト6:45なんだけど、あらもう過ぎてるわね、でも大丈夫そうで良かったわ」 などと心配顔で自分に言い聞かせるように言っていた。
私も期待していた。
入国審査もするりと抜けて、バッグも早めに出てきた。イケル!
娘を肩に乗せて猛ダッシュ。500m以上は走った。走りに走ってゲートについたのが出発の3分前。
あれ? なんか誰もいないし。近くを通った係員に聞くと
「たった今でましたよ。カスタマーサービスはあっち。」
とつれないお言葉。私はダッシュでカスタマーサービスに走りこみ。「今すぐ飛行機を戻せ」と激しく交渉に入るが無駄。2時間後のフライトが取れたのでまぁ悪くはないんだけど。。。
教訓
- (やっぱり)こういう場合、うまいこと言う奴は信用してはいけない
- フライト時刻は飛行機が飛び立つ時刻を想定しているので、乗り込みは10分前が最終。
- 荷物をあずける場合は20分前に預けないと同便には乗らない
てな感じですかね、でもね、これだけは言わせてください。
こら!コンチネンタル。 少しぐらい配慮しやがれ! お前なんかきらいだ。