ノリを持続する方法とゴルフの薦め

ノッてる時に難しいのがブレーキの調整。
ノリ過ぎてスピード出し過ぎた時にこけると痛い。
スピード出したなら出した分余計に痛い。
そこから立ち上がってまた前進すべく体制を整えるだけで一苦労。

そんな経験は誰しもがあるだろう。


それゆえノッてくると自然にブレーキを掛けるようになる。

「自分を見失ってないか?」
「何か見落としてないか?」
「周りから疎ましく思われていないか?」


これはある意味ノリを持続する方法でもあるが、さらに大きな波に乗るチャンスを放棄していたり、自分の殻を壊すチャンスを失っているような、ちょっとした後ろめたさが拭えない。


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ところですごい会議を読んだ。確かにすごい。感服した。

特に問題点を疑問系に変化させることによりポジティブな思考へと自然に導くあたりは最重要ポイントであろう。

この考え方でこの”ノリの持続”を紐解くと、

[今までは]ノッている時に、大ゴケするのが問題だ
      ⇒ブレーキかけよう

[すごい的]ノッている時に、ノリを持続(増幅)するにはどうしたらいい?
      ⇒???

似たような内容だが、返って来る答えは大きく変わってくる。


X軸に時間、Y軸に”ノリ”レベルとしたら
[今までは]ゆるやかに右肩下がりのグラフになる。
[すごい的]ゆるやかに右肩上がりのグラフになる。


時間が経つにつれその差は大きくなるであろう。


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しかしながら[すごい的]で見落としている大きなポイントがある。”大ゴケ”するというファクターだ。常に持続・増幅ばかりに目を捕らえられていては、折角の本能から来る回避能力が無駄になる。攻めるべき時は攻め、守るべき時は守ることが慣用。ただしその基盤は[すごい的]であるべきという事になる。


ゴルフはこの鍛錬方法としては最適なツールだ。


強気で押して失敗すれば、期待する成果の数倍の痛手を被る事となる。
弱気で引いていると何も得られないばかりか、益々事態は悪い方に向かっていく。


己の力を見抜き、調子の良し悪しを観察し、運の良し悪しを見極める等して周囲の環境に目を光らせながら、長丁場の18ホールを戦い抜く。4時間のラウンドは単なるお喋りをしながらの散歩などではない。そこでは常に自分と、自然と、人生と戦っているのだ。


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少し前からGolfをする時に心がけている事がある。

毎回ショットでもパットでも打った後に何がしかの結果がでる。その後に必ず「謙虚になれ」とつぶやくのだ。

バーディ取った時も 「謙虚になれ」
イージーバーディを外した時も 「謙虚になれ」
OBを出してしまった時も 「謙虚になれ」

これは腕前に関係なくお奨めできる。

そして”すごい会議”を読んだ後に納得した。


「謙虚になれ」の呪文はこけない為の呪文のように聞こえるが、”打つ直前に”唱えるのではなく、”結果が出た直後”に唱える為、攻撃的な私は自然と謙虚になってから攻めを考えていた。この違いは大きい。


おかげさまで最近のゴルフは安定を見せています(^_-)-☆
これからは実生活でも「謙虚になれ」を実践して行くつもりです。